ミミの出産
◆ミミちゃん出産を決意する◆ |
お母ちゃん「また、ミミちゃんお乳でたの?」 パパ「こんなにお乳が腫れて、熱まである!病院!病院」 1年に、2回擬妊娠で病院へ行ってるミミちゃん。 パパ「一回子供を産ましてみようか?ペットショップの○○さんに相談してみよう」 見合いの相手はトム君、予定日は9月12日 パパと今生の別れ劇の後、ミミちゃんペットショップへ子づくり外泊 ★トム君紹介、サリーちゃんのワンコパパ、体重2s、背中の色が黒、お顔がタン色 |
◆ミミちゃん無事ご懐妊◆ |
☆ミミが行って2日目☆ パパ「まだかな?もう迎えに行ってもえんじゃない?電話してみようか」 お母ちゃん「まだよ!向こうから電話してくれるよ」 ☆ミミが行って3日目☆ パパ「まだかな、電話してもえんじゃない?」 パパ「もしもし、もうそろそろ迎えに行っていも良いですか?まだですか。」 ☆ミミが行って4日目☆ パパ「迎えに行って良いですか?」 ペットショップ「もう少し待ってください。こちらから連絡します」 ☆ミミが行って7日目☆ パパ「迎えに来てください言われた。明日行くからね。ミミ元気だろうか?」 お母ちゃん(いつ電話したんだろ?しつっこいおっさん) 無事ミミちゃん『ごか〜いに〜ん』 パパとミミにとって永い永い一週間でした。 |
◆ミミの妊娠生活◆ |
パパ「ミミ、階段は危ないからだめ!抱っこしてあげるから」 パパ「ミミ栄養つけな、カルシュウム、鉄分、お母ちゃん作ったって!」 ★煮干し(塩分抜き)、鳥のレバー(煮たもの) サリー、ナナ「ミミちゃん美味しそう、私もちょうだい」 パパ「病院も今のかかりつけは、遠いしミミにもしものことがあると間に合わないから 近くに換えた方がいいんじゃない?」 お母ちゃん「好きにしたら!」 との理由で近くの病院へかわることなった。最近開業したばかりで先生も若い・・。 患者?も少ない。(まだ新しいからかな?でも・・・ちょっと不安) ミミちゃんは、順調。パパは、『ワンコの出産』の本で研究中。 パパ「産床?何処にしよう!暗いところと言えば、そうだ机の下」 パパ「予定日は、11月18日から21日。リフレッシュ休暇を取ろう」 ★今年は、リフッレッシュ休暇のとれる年で、土日にくっつけると5日の連休となる (ワンコの産休をっとったのは、パパが世界で最初!?) パパ「病院OK、産床OK、休暇OK、ミミちゃん準備できてます。」 |
◆ミミ3匹出産◆ |
11月21日PM5:30 パパ「お母ちゃん!ミミが!ミミが!1匹生んでる。早く帰ってきて!」 パパ「なんかまだ膜かぶってるみたいで、大丈夫だろか?」 お母ちゃん「へその緒は?」 パパ「まだついてる」 お母ちゃんが家へつくと不安そうなミミとパパ パパ「どうしょう?どないしたれええん?」(私に聞かれても・・。経験無いし) パパ「病院電話してみよう」 パパ「先生!生まれたんですけど、膜がついたままです!」 先生「普通、母犬が口で破ります。手で破いてあげてください」 パパ「先生!息していません!先生、往診に来てください」(相当焦ってるパパ) 先生「お湯に浸けて体をマッサージしてください」(冷静な先生) ずっとこの調子で電話を続けるパパ。その結果蘇生ができて「万歳!」 ミミちゃんしばらく休憩“うとうと”次にまた力みだした パパ、お母ちゃん「ミミ頑張れ!ヒーヒーフー!」(それってラマーズ方?) 1時間半おきに第2子、第3子が無事生まれました。みんな男の子でした。 「ミミちゃんは偉い!!」(しかし犬は、安産と言われているけど大変だった) |
◆ミミの子育て◆ |
毎朝、毎晩体重測定。 1週間して“しっぽ切りです”(こんな、残酷なこと誰が決めたの) 一人ミルクを飲まない子がいて、体重が増えません。 一日三回、管を通して注射器で、ミルクを飲ませることになりました。 2週間続けてようやく自分の力で、お乳をすうことができました。(一安心) 先生曰く、「でかいな〜」 目が開いて、ごぞごぞと歩き出します。 ミミも育児に疲れたのかベットへ上がってきて“撫でて撫でて” 子供達が下で泣いてます。「ミミ泣いてるやん!お乳ほしんじゃないん」 ミミベットの上からじーっと下を見たまま「ク−ン!クーン」と泣き出します。 (疲れてんのね) パパ「あれ?ヒロの後ろ足のびたままになっている。他の子はもう立ち上がってるのに」 パパ「病院!病院」 先生「母親に踏まれたかで筋が伸びきってるから、もう無理でしょう」 パパ「えっ!!どうゆうことですか?」 先生「後ろ足は、一生曲がりません。この子は3本脚になります」 パパ、お母ちゃん「そんな・・・。3本足なんて・・・・。」 目の前が真っ暗!思いっきり走れないなんて可哀想なヒロ しかしパパとお母ちゃんは諦めなかった。 「そうだ、以前行っていた病院へ連れて行こう」 以前の先生「うん大丈夫ですよ!テーピングで固定したら一週間で治ります」 パパ「えっ〜!先生本当ですか?ありがとうございます」 パパ「やった〜!ヒロ大丈夫なんだって良かったね] ヒロの足は完全に復活しました。これで元気に飛び跳ねることができます。 それ以来あの病院とは、縁を切ったのでした。 ミミと子供達は、その後何事も起こらず、順調にデカヨーキへと育っています。 寂しいけどお別れが近づいています。 生まれたときから、ヒロは、手元に残すことになっていました。 なぜなら、一番頭が大きくて、デカクなりそうなので、 よそであまり可愛がってもらえそうもないので、うちで育てることにしました。 本当だったら、みんな残したかったのですが、6匹は無理かな・・・。 |
◆旅立ちの日◆ |
とうとう旅立ちの日が来ました。 パパは里親さんへお手紙を書いていました。 生まれた時のこと、今まで60日間の出来事、ご飯のこと、これからのお願いなど・・・・。 ミミちゃんはケロッとしていました。 |
◆3匹のその後◆ |
☆ミルクを飲まなかった子☆ ハリーと名付けられてミニヨーキーかと思ったけど、デカヨーキーに変身! やはりミミの血が濃かった。腕白者でワンワンと賑やかだそうです。 でも元気で病気知らずです。(安心!安心) ☆蘇生した子☆ ジェリーと名付けられてこの子もデカヨーキーの仲間入り 一番おとなしかったのですが、環境が変わればこうまで違うのか・・・。 一度遊びに行った時、子供の乱暴な扱いにパパ「そんなことしたらだめ!」 「そんな抱き方したら・・。あっ!!あっ!!」 お母ちゃん(見せるんじゃなかった) ☆うちの子☆ ヒロちゃん、いつまでも赤ちゃんの様な甘えん坊。おとなして、臆病者。 ミミやパパ、お母ちゃんに“目の中に入れても痛くないほど”可愛がられています。 毛並みは、ワンコパパに似て、デカイのは、ミミに似ています。 |
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